正しさ

正しいことは魅力的で、敗北したとしても喜ばれ受け入れられる。不正は不快さをもたらし、勝利者であったとしても醜い。

正しいことはそれ自体が美しく、正しさを伴っているものも愛らしい。正しいものは泥の中に倒れたとしても輝かしく、清らかである。正しくないものは麝香で洗ったとしても汚らしく、不快である。

色や形が変わったとしても、本質は変化しない。評判や肩書きが変わったとしても、人は変わらない。人々を偽る最たるものは、色や形、評判や肩書きの変化である。

弱い者を押しつぶす者は、勝利者であったおしても敗北者であり、正しい者は敗北者であったとしても勝利者なのである。