M.F.ギュレン によって作成されました。 詩集 で投稿
園
おお麗しき薔薇よ、あなたにお会いした時からずっと、
ずっと待ち続けております、栗色の眼(まなこ)のあなたを・・・
もう、耐えられません、薔薇を想い恋い焦がれる私の胸のうずきには・・・
おお誉れ高き御方よ、私はあなたを探し続けております、
私の魂は村のサフランの香りに抱かれ、
さ迷いついた何処でも、いとおしいあなたのことを感じております。
緑なる園の木々の間に、あなたの衣のすそが、
美しきものたちの中に、とうとう、私は比類なきあなたを見出しました。