この世は木陰のようなものである

別のハディースに、次のようなものがある。

「この世界と私に、何の関係があろうか。私はこの世において、一本の木陰で休み、再びそこを離れて行ってしまう旅人のような者である」[1]

この世界とは何か? 人は、はかなく一時的なものに対してどのように対応するべきなのか? そして人はこの世になぜやって来たのか、どこへ行こうとしているのか? これは科学の最初のテーマであり、何世紀にも渡って語られてきた事項でもあり、それがこのようにアッラーの使徒によってとても短い言葉で明らかにされている。他の者が本という形で、しかもはっきりした形で示すことができなかったこのテーマが、預言者のこの素晴らしい、短い言葉の中で、何とはっきりと明らかにされていることであろうか。全ての人々は、預言者ムハンマドの短くしかも意味深い表現に驚くのである。

 


[1] Tirmidhi, Zuhd 44; Ibn Maja, Zuhd 3

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