アッラーの唯一性への呼びかけ

聖クルアーンでは、多くの預言者たちが、その呼びかけで、アッラーの唯一性に重きを置いたことが、次のように記されている。

「私の人々よ、アッラーに仕えなさい。あなた方には、他に神はないのである」(フード章11/84)

全ての預言者の呼びかけは、この偉大な真理によって始まり、終えられる。それぞれに異なる時と場所で、それでも預言者たちはこの点において一つであった。そして常に同じことを述べたということは、全く疑う余地もなく、彼らは、自分たちの考えや思想ではなく、アッラーから送られたメッセージを伝えていたということである。なぜなら、同じテーマを別々の能力を持つ人たちが、しかもさまざまな場所や時代に生きたにも関わらず、同じ形で語ることは、あり得ることではないからである。あなた方は、同じ考えを持ち、しかも、同じ時代に生きた人たちの中にも、些細な点においてかなり大きな違いがあることを知っているであろう。

人間が考えたことにおけるこのような違いは、アッラーより遣わされた人がもたらす考えにおけるこの統一性と比較すると、明らかである。そう、彼らにおける統一性に加えて、彼らが皆アッラーが唯一の存在であることを説くということは、預言者ムハンマドが「私と、私以前に来た預言者たちの語った最も重要なことは、『ラーイラーハ イッラッラー、ワフダフラーシャリーカラフ』(アッラーの他に神はない、彼は唯一であり、仲間はいない)である」[1]と言われたその理由である。

 


[1] Muwatta, Hajjc 246; Hindi, Kanz al-'Ummal 5/73

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