真実のしずく 10
人の価値はその意志の広遠さに応じたものである。
真剣さは、その知と正比例する。
人は、自らを読み取ることのできた程度に応じて、内面的に深さを増すことができる。
行なわれることはすべて、アッラーの、預言者ムハンマドの、そして人々にその判断を委ねることができるような形で行なわれるべきである。
書いたもの、読んだもの、話したものを自我のものとする人々は、自分が行なうことが何の影響も及ぼさないであろうということを最初から認めなければならない。
アッラーを忘れさせる恵みは、恵みの形をした害である。
善とされることにおいても、アッラーが喜ばれないことにおいても、小さいと呼ばれるようなものは何もない。
あらゆるものは、アッラーの位階においてそれが示すものに応じた価値を持っている。重要なのは、アッラーが価値を与えられることである。
畏れに応じた希望と、希望に応じた畏れがあるべきである。
どうか、アッラーよ!神意において認められる人間がどのようなものであれ、私にもそのようであることをお恵みください!
人は、滑り落ちてしまうことを恐れながらつなを渡るように行動しなければならない。落ちないためにはアッラーに強く庇護を求めなければならない。
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