感性と感情
感性とは、人の感受性の範疇に入ってくる物事を、外的かつ内的な感覚によって把握することを意味する。この点において、一つもしくはそれ以上のものを同時に把握する人のことを、感受性が鋭い人、と呼ぶのだ。
理性とは脳が、良心とは魂が感じ、理解することである。一つめを「知ること」と定義するなら、二つめは「感性」と呼ぶことが適当であろう。だから、理性が働かず、良心が死んでいる人たちが、存在を感じ実感すること、その中で起こることを知ることは全く考えられないのだ。
英知の観点から感覚とは、魂それ自身の理解のメカニズムである、良心なのだ。この観点から見るなら、感性の欠如している人はある意味で良心をも持たず、良心を持たない人は
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