モスクとその働き
モスクは最も悪しき日々においてすら、信仰やクルアーンに関する事柄が議論される、最も輝かしい空間である。
モスクはあらゆる段階の学び舎のように、生きた学問や知の集うところである。
モスクは、しもべとしての認識と並び、ズィクル(アッラーの御名を唱えること・唱念)や思想が最も力強く行われる神聖な建物である。
モスクは、ある時期においては国家の要人たちがそこで協議を行った、協議の議場である。
現世に関わる事柄ですらも、神殿や礼拝所のように神聖な世界に開かれた場所で行なわれることは、それが人々の魂に獲得させるものと共に、あらゆる陳述を超越するものとなる。
モスクは、信者の生活に規律を与えるという観点から、あたかもそれぞれが神聖な訓練所のようである。
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